ドローン免許のお役立ち情報
まずはここから ドローン免許は必要?仕事での活用や申請免除の基準国家資格(1等・2等)
取り方と受講先8
試験の内容と難易度8
FPVドローン
無料の操縦体験会を見る 参加費0円・1時間・未経験OK国家資格(1等・2等)
FPVドローン
無料の操縦体験会を見る 参加費0円・1時間・未経験OKドローン国家資格1等(一等無人航空機操縦士)の受講費用は、初学者で約50万から80万円、経験者で約20万から30万円程度が目安です。登録講習機関であるドローンスクールを修了することで実地試験が免除されますが、受講先や事前資格の有無で費用の総額が変わります。
まとまった費用がかかるため、まずはスクールが実施している操縦体験から始めて、操縦の向き不向きや資格の必要性を確かめてみてはいかがでしょうか。
一等無人航空機操縦士の受講費用相場は、ドローン操縦の経験度合いによって大きく2つに分かれます。初学者向けコースは約50万〜80万円、民間資格などを保有する経験者向けコースは約20万〜30万円が一般的な目安です。
一等資格は、国の制度において最も高度な飛行区分に対応する最上位資格です。そのため、二等資格や従来の民間資格と比べても講習カリキュラムが手厚く、受講費用も高めの設定になっています。まずはご自身がどちらの区分に当てはまるのか、費用の相場と内訳を把握していきましょう。
| 受講者の区分 | 受講費用の目安 | 主な受講対象者 | 実地試験の扱い |
|---|---|---|---|
| 初学者 | 約50万〜80万円 | ドローン操縦が未経験の方、保有資格がない方 | 登録講習機関の修了で免除 |
| 経験者 | 約20万〜30万円 | 指定の民間資格を保有している方など | 登録講習機関の修了で免除 |
ドローンを一度も操縦したことがない初学者の受講費用は、約50万〜80万円が相場です。
初学者コースには、基礎的な飛行原理や航空法(ドローンの飛行ルールを定めた国の法律)の講義、基本操縦の訓練時間が十分に組み込まれています。ゼロから一等資格の合格水準まで技術を引き上げるため、講習時間数そのものが多く確保されており、その分だけ受講費用も高くなります。
まとまった出費となるため、受講を決断する前に自分が続けられそうか不安になる方も少なくありません。その場合は、いきなり本講習を申し込まず、スクールが開催している操縦体験に参加して感覚をつかんでおくのが賢明です。
指定の民間資格を保有しているなど、経験者として認められる場合の受講費用は約20万〜30万円が目安となります。
経験者は基礎的な操縦技術をすでに身につけているとみなされるため、初学者コースよりも受講時間の一部が短縮されます。その結果、初学者に比べて費用を半分から3分の1程度に抑えて受講することが可能です。
すでに民間資格をお持ちの方は、受講予定の登録講習機関で経験者枠の対象になるかどうかを事前に確認しておくと安心です。
国から認定を受けたスクールである登録講習機関を修了すると、指定試験機関で受ける実地試験が免除されます。
国家資格を取得するルートには、試験機関で直接試験を受ける一発試験と、登録講習機関で講習を受けて実地試験免除を得るルートの2通りが存在します。しかし、一等資格の実地試験は極めて難易度が高く設定されています。そのため、現実的には登録講習機関に通って実地試験免除を受けるルートを選択するのが標準的です。
受講料のなかに修了審査費用が含まれているスクールも多いため、費用対効果を考える際は実地試験免除のメリットも考慮に入れると納得しやすくなります。
一等資格の取得にかかる総額は、受講する方の条件や選択するスクールによって数十万円単位の差が生じます。費用が変動する要因は主に3つあります。
ご自身がどのパターンに当てはまるかを整理することで、実際に用意すべき予算の解像度が一気に上がります。受講を検討する際は、以下の3つの基準を順に照らし合わせてみてください。
受講費用を左右する最大の分岐点は、初学者として受けるか、経験者として受けるかという点です。
初学者の場合は約50万〜80万円かかりますが、経験者であれば約20万〜30万円で受講可能です。両者の差額は30万円から50万円ほどにも達します。民間資格の講習費用と一等経験者コースの費用の合計が、一等初学者コースの費用を下回るケースも見られます。
そのため、自分が経験者の要件を満たせるかどうかをスクールに相談し、有利なコースを選択することが大切です。
登録講習機関によって料金体系やコース内容の設定が異なる点も、費用に幅が出る大きな理由です。
基本料金のみを安く提示して機体レンタル代や修了審査代を別料金にしているスクールもあれば、すべて込みの一括料金に設定しているスクールもあります。また、夜間飛行や目視外飛行といった限定変更(飛行制限を解除するための追加講習)を基本講習に含めるかどうかでも総額が変わってきます。
表面上の受講料だけでなく、卒業までに必要な費用がすべて含まれているかを細かく比較検討してください。
受講費用を負担する主体が個人か法人か、また指定の給付制度を活用できるかどうかも重要な判断基準です。
厚生労働省の教育訓練給付制度の対象講座であれば、個人でも支払った費用の一部が後から支給される場合があります。また、建設業や農業などの法人・個人事業主であれば、事業主向けの各種補助金を利用して受講費用を大幅に圧縮できる可能性があります。
制度の適用には事前審査や一定の要件がありますので、自分が受給対象に該当するかどうかをスクールや関係窓口に確認してみましょう。
高額な受講費用に見合う価値があるかどうかは、ご自身が行いたいドローン業務に一等資格が不可欠であるかで判断します。
一等資格はすべてのドローン操縦者に必要な資格ではなく、極めて限定された高度な飛行を行うためのものです。取得費用に迷いがあるときは、本当に一等が必要なのか、それとも二等資格や事前の操縦体験で十分なのかを切り分けて考えてみてください。
| 資格区分 | 費用目安(初学者) | 必要となる飛行形態 | 主な活用想定シーン |
|---|---|---|---|
| 一等資格 | 約50万〜80万円 | レベル4飛行(有人地帯での目視外飛行) | 都市部での物流配送、市街地上空のインフラ点検 |
| 二等資格 | 約20万〜40万円程度 | レベル3以下の飛行(無人地帯での飛行など) | 山間部の測量、農薬散布、空撮業務全般 |
一等資格が必須となるのは、レベル4飛行と呼ばれる有人地帯での目視外飛行を行う場合です。
有人地帯での目視外飛行とは、第三者が下にいる可能性のある住宅街や市街地などの上空で、操縦者がドローンを目視できない距離まで飛行させる運用を指します。たとえば、街中でのドローン配送や市街地にあるビルの点検などを操縦者の目が届かない範囲で行うケースが該当します。
これに対し、人口集中地区であっても操縦者が機体を見張りながら飛ばす場合や、人が立ち入らない山林や海上での飛行であれば、二等資格や従来の許可承認で対応できます。業務の目的がレベル4に当てはまらないのであれば、無理に高額な一等を急ぐ必要はありません。
一等資格を目指すかどうか迷っている段階であれば、まずは操縦体験に参加してみることを強くおすすめします。
受講費用に数十万円を投資した後に、操作が合わなかったり思っていた業務と違ったりして後悔するのは避けたいところです。実際のドローンを操縦してみることで、操縦感覚の面白さや難易度、自分自身の適性を肌で体感できます。また、スクールのインストラクターに実際の仕事内容や必要な資格の種類をその場で直接相談することも可能です。
頭の中だけで悩んで足踏みするよりも、まずは短時間の体験飛行を通じて、自分にとっての投資価値を冷静に見極めてみてください。
受講費用の負担を軽減させる手段として、国が用意している給付金や補助金の活用が非常に有効です。
数十万円の費用負担は資格取得における最大のハードルになりますが、公的制度を正しく使えば自己負担額を大きく減らせる可能性があります。受講を申し込む前に、利用可能な支援制度がないか必ずチェックしておきましょう。
個人のスキルアップを支援する仕組みとして、厚生労働省の教育訓練給付制度があります。
この制度は、働く方の主体的な能力開発を支援するため、国が指定する教育訓練講座を修了した際に受講費用の一部をハローワークから支給するものです。登録講習機関が実施する一等資格コースが対象講座に指定されていれば、個人であっても費用の負担を抑えて受講できます。
ただし、利用には雇用保険の加入期間などの支給要件を満たす必要があります。対象講座に指定されているスクールであるかも含め、最寄りのハローワークやスクール窓口に事前相談を行ってください。
建設業や点検業務などを営む法人や個人事業主であれば、事業主向けの各種補助金を活用できる場合があります。
企業が従業員にドローン資格を取得させる際の人材育成支援や、新たな事業展開に伴う設備・教育投資に対する助成金など、時期や自治体によって多様な支援策が実施されています。これらを適用できれば、事業としての受講費用負担を大幅に削減することが可能です。
補助金や助成金は申請時期や予算上限が定められていることが多いため、受講スケジュールを立てる段階で早めに情報収集を進めましょう。
ドローン国家資格の制度内容や最新の申請手続きについては、国土交通省の公式窓口で確認するのが最も確実です。
飛行ライセンス制度に関する詳細や登録講習機関の要件などは、国土交通省の無人航空機ヘルプデスクで案内が行われています。スクールごとの案内と国の公式見解に相違がないか確かめたい場合や、制度全体のルールを正しく把握したいときの頼れる相談先となります。
各種費用や制度の内容は変更される可能性もあるため、最新の正確な情報は国土交通省や各登録講習機関の公表情報をご確認ください。
一等資格は、最も事故のリスクが高いレベル4飛行を担当する操縦者を育成するため、講習カリキュラムが非常に厳格で訓練時間も長いためです。
二等資格に比べて高度なフェイルセーフ対応や緊急時の判断力が求められ、スクール側も専任の指導員や設備を手厚く用意する必要があります。その結果として人件費や機材維持費が講習料に反映され、初学者で約50万〜80万円という相場になっています。
制度上は未経験の初学者であっても最初から一等資格に挑戦することは可能です。
ただし、一等コースの実地審査は操縦の精度が極めて厳しく判定されるため、未経験からのストレート合格は簡単ではありません。費用も約50万〜80万円と高額になるため、まずは二等資格から段階を踏んで取得するか、操縦体験で基礎的な操作感覚を確かめてからコースを決める方が無理なく進められます。
スクールの受講費用以外に、指定試験機関に支払う学科試験の手数料や身体検査料、免許証の交付手数料が別途必要になります。
また、講習機関によっては修了審査で不合格になった場合の再審査料や、追加補講代が別途発生する契約形態もあります。見積もりを取る際は、コース料金に補講や再審査の費用が含まれているかどうかも必ず確認してください。
厚生労働省の教育訓練給付制度の対象となっている講座であれば、個人の受講でも給付を受けられる可能性があります。
ただし、受講するスクールの該当コースが厚生労働大臣の指定講座になっていることと、ご自身が雇用保険の加入条件などを満たしていることが前提です。すべてのスクールで利用できるわけではないため、事前の問い合わせを怠らないようにしましょう。