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ドローン国家資格の実地試験は合格率8割超!審査内容と免除条件を解説

ドローン国家資格の実地試験は100点満点中70点以上で合格でき合格率は8割を超えますが、操縦だけでなく口述試験も厳格に評価されます。登録講習機関であるスクールの講習を受けて修了審査に合格すれば、指定試験機関での実地試験は免除されます。

試験への不安があるなら、まずはドローンの操縦体験から始めてみませんか。いきなり高額な受講申込をする必要はなく、実機を飛ばして向き不向きを確かめられます。

目次

ドローン国家資格の実地試験における合否基準と審査内容

二等の実地試験は減点方式で行われ、持ち点を70点以上残すことで合格となります。操縦スキルだけを磨いても合格は難しく、手順に沿った確実な点検や安全確認が求められます。ここでは審査方式の全体像と具体的な試験項目について解説します。

減点方式で70点以上を残せば合格できる仕組み

二等無人航空機操縦者技能証明の実地試験は、100点の持ち点からミスに応じて減点される減点方式です。試験終了時点で70点以上の持ち点を維持していれば合格と判定されます。減点の対象となるのは、飛行中のふらつきや高度のズレ、安全確認の怠りなどです。一度の大きなミスで失格となる重大な不安全事項もありますが、軽微な逸脱であれば減点にとどまります。基準を事前に把握し、減点を最小限に抑える飛行を意識することが大切です。

操縦だけでなく点検や記録を行う口述審査の内容

実地試験という名称ですが、機体をプロポで動かす操縦試験だけではありません。試験科目は操縦審査と口述審査に分かれており、飛行前後の点検や飛行記録の記入といった口述審査も厳格に評価されます。口述審査では、機体の状態確認や周囲の障害物の有無、バッテリーや通信状態の確認などを声に出して試験員に伝えます。飛行後にも機体異常の点検や飛行日誌への記録作業が課されます。操縦技術が優れていても、口述審査で手順を飛ばしてしまうと不合格になるリスクがあります。

口述審査に設けられた各項目の制限時間への注意点

実地試験細則の改正に伴い、現在では口述審査の各項目に制限時間が設けられています。以前のように時間をかけて思い出しながら点検することはできず、決められた時間内に正確な手順を完了させなければなりません。制限時間を超過した場合は減点対象となるため、手順を完全に体で覚えておく必要があります。頭で理解するだけでなく、発声と動作をセットにした反復練習が不可欠です。点検項目のチェックリストを素早く確認しながら、正確に行動できる準備をして臨みましょう。

自分に合った受験ルートを選ぶ3つの判断分岐

ドローン国家資格を取得する際は、目的に応じて適切な区分や受験方法を選ぶ必要があります。選択を誤ると余分な費用や学習時間がかかってしまうため、事前の見極めが重要です。主な判断の分岐となる3つの視点を確認しておきましょう。

判断の分岐 選択肢 主な対象者や特徴
資格の区分 一等資格 有人地帯での目視外飛行(レベル4飛行)を行いたい方
二等資格 業務での空撮や点検など、一般的な産業用途で活用したい方
受験方法 登録講習機関(スクール) 実技の指導を受け、実地試験の免除を受けたい初心者の方
一発試験(指定試験機関) 十分な操縦経験があり、費用と時間を最小限に抑えたい方
飛行形態の範囲 基本飛行のみ 日中の見通しの良い場所での目視内飛行のみを行う方
限定変更を含む 夜間飛行や目視外飛行など業務の幅を広げたい方

一等資格と二等資格のどちらを目指すべきか

資格の区分は、自分が飛行させたい空域や飛行方法によって決まります。二等資格は、都市部などの人口集中地区や人・物件から30m未満の距離での飛行など、幅広い業務用途をカバーできます。大半のビジネス利用では二等資格で要件を満たすことが可能です。一方の一等資格は、補助者を配置しない有人地帯での目視外飛行という極めて限定された運用に必要な資格です。まずは実用性の高い二等資格の取得を基準に検討するのが合理的といえます。

登録講習機関での免除か指定試験機関での一発試験か

実地試験を受けるルートには、指定試験機関で直接受験する一発試験と、登録講習機関を受講するルートの2種類があります。登録講習機関とは、国の登録を受けた民間のドローンスクールのことです。登録講習機関を修了すると、指定試験機関での実地試験が免除されます。一発試験は費用を低く抑えられますが、不合格のリスクが高く試験対策も自己完結しなければなりません。多くの受講生は、手厚い講習と実地試験免除のメリットがある登録講習機関を選んでいます。

基本飛行のみか目視外や夜間などの限定変更も受けるか

国家資格は基本飛行のほかに、飛行形態を追加するための限定変更と呼ばれる審査枠が用意されています。限定変更とは、夜間飛行や目視外飛行など基本以外の飛行形態を追加承認させる手続きです。基本飛行の資格だけでは、日没後の飛行やモニターだけを見た飛行を行うことができません。インフラ点検や農業散布、夕景の撮影などを視野に入れている場合は、限定変更の同時受講が推奨されます。自分の業務に夜間や目視外が必要かどうかをあらかじめ整理しておきましょう。

実地試験で不合格を防ぎ確実に合格を目指すポイント

実地試験に対するプレッシャーを感じる方は多いですが、適切な対策を取れば過度に恐れる必要はありません。登録講習機関の修了審査を活用することで、高い合格実績のもとで安心して資格取得を目指せます。

登録講習機関の実地修了審査なら合格率は約86パーセント

登録講習機関における実地修了審査の合格率は約86%と高く、十分な練習を積むことで確実に対応可能です。スクールでは試験基準に沿ったコース設計がされており、講師からその場で改善指導を受けられます。自己流の癖を修正した上で修了審査に進めるため、高い合格水準が維持されています。操縦や口述審査で減点されやすい箇所をあらかじめ重点的に学べる環境こそが、高い合格率の理由です。試験への不安が強い方にとって、スクール経由の受験は確実性の高い選択肢となります。

実技操作の不安は事前の操縦体験で解消しておく

不合格を恐れて受講に踏み切れない方は、まずスクールが開催している操縦体験に参加してみるのが効果的です。ドローンを実際に触ったことがない状態では、難易度を過大評価してしまいがちです。インストラクターのサポートを受けながら送信機を握ることで、操作感覚や飛行の仕組みが具体的に理解できます。自分に操縦適性があるかを確認した上で本受講へ進むか判断できるため、後悔のない選択につながります。

なお、本記事に記載した合格率や審査基準は確認時点の情報に基づいています。航空法(ドローンの飛行ルールを定めた国の法律)に関連する最新の要件は、国土交通省や各登録講習機関の公表情報をご確認ください。

ドローンの実地試験に関するよくある質問

国家資格の実地試験を検討する際、多くの方が抱く疑問や懸念点をまとめました。不安の解消にお役立てください。

操縦経験が全くない初心者でも実地試験に受かりますか

初心者の方でも登録講習機関で規定の講習を受講すれば十分に合格できます。登録講習機関では、初学者向けに基礎的なホバリングから応用飛行まで段階的に指導するカリキュラムが組まれています。実地修了審査の合格率も約86%と高水準であり、練習通りに手順を踏めば初心者でも問題なくクリアできます。適性に不安がある場合は、事前に無料体験会などで実機に触れておくことをおすすめします。

口述試験ではどのようなことが質問・採点されますか

飛行前の機体点検、周囲の安全確認、飛行後の機体状況確認や飛行記録の作成などが審査対象です。具体的にはプロペラの破損確認やバッテリーの装着状態、風速や障害物の有無などを声に出して確認します。単に知識を答えるだけでなく、実際の点検動作を制限時間内に行う能力が評価されます。手順書に沿った確実な動作が求められるため、動作と発声の流れを身体に覚えさせることが大切です。

登録講習機関を修了すれば実地試験は本当に免除されますか

登録講習機関で修了審査に合格し修了証明書が発行されれば、指定試験機関での実地試験は確実に免除されます。その後に受ける必要があるのは、指定試験機関での学科試験身体検査のみとなります。実地試験の本番を指定会場で受ける緊張感を避けたい方にとって、講習を受けたスクール内で審査を完了できる制度は大きな利点です。

実地試験で不合格になった場合は再受験できますか

不合格になった場合でも再受験が可能です。登録講習機関の場合は、補講を受講した上で再度修了審査を受ける体制が整えられています。一度落ちたからといって資格取得の道が閉ざされるわけではありません。減点されたポイントを講師と一緒に振り返り、弱点を克服してから再挑戦できるため、諦めずに練習を続ければ合格を目指せます。

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