ドローン免許のお役立ち情報
まずはここから ドローン免許は必要?仕事での活用や申請免除の基準国家資格(1等・2等)
取り方と受講先8
試験の内容と難易度8
FPVドローン
無料の操縦体験会を見る 参加費0円・1時間・未経験OK国家資格(1等・2等)
FPVドローン
無料の操縦体験会を見る 参加費0円・1時間・未経験OKドローン国家資格の取得には身体検査の合格が必要ですが、有効な自動車運転免許証等の提出を選べば手軽に費用を抑えて手続きできます。受検方法は書類提出や指定会場での受検など3通りが用意されています。
受検基準に不安がある場合は、費用をかける前にまずはドローンの操縦体験から始めてみませんか。実機を飛ばして向き不向きを確かめることで、無理のない取得計画を落ち着いて立てられます。
ドローンの国家資格である無人航空機操縦者技能証明を取得する際、身体検査の合格は必須条件です。受検方法には3つの選択肢が用意されており、自身が所持している書類や状況に応じて最適な手段を選択できます。
費用と手間の両面で最もおすすめできるのが、有効な自動車運転免許証などの公的証明書をオンライン上で提出する方法です。この方法を選択すれば、病院で特別な検査を受けたり、専用の試験会場へ足を運んだりする必要がありません。すでに所持している運転免許証の情報をオンライン申請システムに登録して照会を行うため、申請手続きがスムーズに完了します。受検手数料も他の方法に比べて低く設定されているため、要件を満たしている方にとっては最も負担の少ない選択肢となります。
有効な運転免許証を所持していない場合や特定の身体基準を確認したい場合は、医療機関で医師に診断書を作成してもらい提出する方法があります。指定試験機関が定めた様式の診断書を印刷し、病院やクリニックで医師による検査を受けたうえで証明書を発行してもらいます。視力や聴力などの細かな数値を医師にしっかりと測定してもらえるため、持病や身体機能に一定の不安がある方でも正確な判定を受けられます。受診にあたっては、医療機関側で文書発行手数料や受診費用が別途発生する点に留意が必要です。
運転免許証の提出や医療機関の診断書提出を行わず、指定試験機関が用意する試験会場で直接身体検査を受ける方法もあります。会場に常駐する検査官のもとで視力測定や運動機能の確認などを直接受ける形式です。書類を準備する手間を省いてその場で判定を受けられる利点がありますが、会場の日程に合わせて移動する時間や交通費がかかります。ご自身の生活圏内に試験会場があるか、日時の都合がつくかなどを確認して選ぶ必要があります。
| 受検方法 | 提出・受検の手順 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 公的証明書の提出 | 運転免許証等の情報をオンライン提出 | 費用が抑えられ、自宅から即時申請可能 | 対象外の免許種別がある |
| 医療機関の診断書提出 | 指定様式を医師に記入してもらい提出 | 免許証がない方でも正確に判定可能 | 診察費や文書作成費用が別途発生する |
| 指定試験機関での受検 | 試験会場に直接出向いて検査を受検 | 書類準備なしで現地完結する | 開催日程と開催地が限られる |
身体検査の受検方法は、保有している運転免許の種類、目指す資格の区分、新規取得か更新かによって分岐します。ご自身が置かれている状況を照らし合わせ、適切なルートを見極めましょう。
有効な普通自動車運転免許証を保有している方は、迷わず公的証明書の提出ルートを選択するのが賢明です。普通自動車免許の交付を受けているということは、すでに道路交通法上の一定の視力や運動能力を満たしているとみなされるためです。ただし、二輪免許のみ、原付免許のみ、小型特殊自動車免許のみを保有している場合は、公的証明書提出の対象外となる規定があります。ご自身の免許証の区分欄を事前に確認し、普通自動車以上の区分が含まれているかを必ずチェックしてください。
取得を目指す資格が一等無人航空機操縦士か二等無人航空機操縦士かによっても、手続きや確認内容が異なります。さらに機体の総重量が25kg未満か25kg以上かによっても、検査に求められる厳格さや運用が整理されています。二等資格の取得であれば普通自動車運転免許証の提出でスムーズに済むケースが大半ですが、一等資格や最大離陸重量25kg以上の大型機体を扱う区分では、より慎重な身体適性の確認が求められる場合があります。受検する資格区分と機体のカテゴリーをあらかじめ明確にしてから申請を進めましょう。
ドローンの国家資格を初めて取得する場合と、資格取得から一定期間が経過して更新する場合では名称や手続きの流れが分かれます。新規取得時には身体検査としての合格が必要ですが、有効期間満了に伴う更新手続きでは身体適性検査としての確認が行われます。更新時にも身体の健康状態を証明する必要がある点には変わりありませんが、所定の手順や案内時期が新規受検時とは異なるため、有効期間の管理とともに確認しておくことが大切です。
身体検査で審査される項目は、安全に機体を運用するために欠かせない基本的な身体機能に絞られています。基準を正しく理解しておけば、受検前に過度な不安を抱く必要はありません。
ドローンを目視で安全に飛行させるため、視力には両眼で0.7以上、かつ一眼でそれぞれ0.3以上という基準が定められています。眼鏡やコンタクトレンズによる矯正視力でも問題なく受検できるため、普段から視力矯正を行っている方は検査時や診断書作成時に装着した状態で測定します。色覚に関しては、灯火の識別や周囲の状況判断に必要な赤色、青色、黄色の識別ができることが求められます。日常的な色の判別に支障がなければ基準をクリアできる設計になっています。
周囲の警告音や航空機の接近音を察知するため、一定の聴力基準も設けられています。日常会話が支障なく聞き取れるレベルであれば問題視されないケースが一般的です。また、送信機(プロポ)の繊細なスティック操作や緊急時の回避行動を行うため、手足の機能や運動能力に著しい障害がないかどうかも確認されます。身体に障がいをお持ちの場合でも、補助具の使用や特定の操縦装置を用いることで個別に適性が認められる枠組みも用意されています。
| 検査項目 | 合格基準の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 視力 | 両眼0.7以上、かつ一眼でそれぞれ0.3以上 | 眼鏡やコンタクトレンズによる矯正可 |
| 色覚 | 赤色、青色、黄色の識別ができること | 飛行時の信号灯や周囲の灯火識別に必要 |
| 聴力 | 日常の会話や警告音を感知できること | 補聴器の使用可否などは要相談 |
| 運動能力 | 操縦装置の操作に支障をきたす障害がないこと | 安全な機体制御が維持できるかを確認 |
身体検査に合格すると合格証明番号が発行されますが、この番号には有効期間が存在します。有効期間は原則として発行日から1年間、または提出した公的証明書(運転免許証など)の有効期限のいずれか短い方となります。身体検査に合格した後は、期限が切れる前に学科試験や実地試験を通過し、技能証明書の交付申請まで進める必要があります。万が一有効期間が切れてしまうと身体検査から再受検することになるため、受検スケジュールは綿密に組み立てておきましょう。
身体検査を受けるためには、国土交通省の専用システムへアクセスし、事前にアカウントと申請者番号を用意するステップが必要です。手続きを円滑に進めるための具体的な手順を解説します。
最初に行うべき作業は、国土交通省が提供するオンラインシステムであるDIPS 2.0(ドローン情報基盤システム)のアカウント開設です。DIPS 2.0内で技能証明申請者番号の取得手続きを行うと、本人確認手続きを経て専用の10桁の番号が発行されます。この申請者番号は、身体検査だけでなくその後の学科試験、登録講習機関(国から認定されたドローンスクール)での受講、実地試験の免除申請など、すべての手続きで共通して使用する重要な識別番号となります。
技能証明申請者番号を入手したら、指定試験機関の試験申込システムへアクセスして利用登録を行います。システム内で身体検査の受検予約画面へ進み、受検方法(書類提出または会場受検)を選択します。運転免許証による書類提出を選ぶ場合は、免許証の表裏の画像アップロードや必要事項の入力を行います。審査が完了するとシステム上で身体検査の合否結果が通知され、合格証明番号が発行される仕組みです。なお、受検手数料や手続きの細則は変更される可能性があるため、申請前に最新情報を公式案内で確認しておくと安心です。
身体検査の基準や手続きを調べるなかで、自分にドローンの操縦ができるだろうかと不安になる方も少なくありません。いきなり高額なスクール費用を支払ったり試験申請を行ったりする前に、登録講習機関が開催している操縦体験会に参加してみるのがおすすめです。実際に送信機を握ってドローンをホバリングさせてみることで、視力や操作の感覚、機体の挙動に対する自身の適性を肌で体感できます。実機に触れて納得感を得てから本格的な資格取得へ進めば、モチベーションを高く保ったまま無駄のない挑戦が可能です。
二輪免許や原付免許、小型特殊自動車免許のみを保有している場合は、公的証明書提出による身体検査の免除手続きは利用できません。これらの免許種別は、普通自動車免許とは身体適性の判定基準が異なるためです。普通自動車免許をお持ちでない方は、医療機関で所定の診断書を作成してもらうか、指定試験機関の会場で直接身体検査を受ける方法を選択してください。
身体検査の合格証明番号には発行日から1年間という明確な有効期限が定められています。また、提出した運転免許証の有効期限が1年未満である場合は、その免許証の有効期限までとなります。この期間内に学科試験や実地の修了審査に合格し、技能証明書の交付申請まで完了させなければなりません。スケジュールが長引きそうな場合は、試験を受ける直前のタイミングで身体検査を申請するのが効果的です。
視力や色覚などの基準に引っかからないか心配な場合は、まず眼科などの医療機関で現状の視力を測定してみることを推奨します。ドローンの身体検査基準は眼鏡やコンタクトレンズによる矯正が認められているため、度数を調整することで合格基準の両眼0.7以上、一眼0.3以上を達成できるケースが多くあります。不安な点を医師に相談したうえで診断書ルートを活用すれば、安心して手続きを進められます。
身体検査に合格しただけでは技能証明書(操縦ライセンス)は交付されません。ドローン国家資格を取得するには、身体検査のほかに学科試験への合格と、実地試験(登録講習機関での修了審査)への合格が必要です。すべての要件を満たしたあとに国土交通省へ交付申請を行うことで、晴れて操縦者技能証明書が発行されます。身体検査はあくまでライセンス取得に向けた最初の関門の一つと捉えておきましょう。