ドローン免許のお役立ち情報
まずはここから ドローン免許は必要?仕事での活用や申請免除の基準国家資格(1等・2等)
取り方と受講先8
試験の内容と難易度8
FPVドローン
無料の操縦体験会を見る 参加費0円・1時間・未経験OK国家資格(1等・2等)
FPVドローン
無料の操縦体験会を見る 参加費0円・1時間・未経験OK個人のドローン国家資格取得には国の補助金制度である教育訓練給付制度が利用できます。厚生労働大臣が指定する講座を修了することで、費用の20%から40%、上限10万から20万円の給付を受けられます。
受講を判断する前に、まずはドローンの操縦体験から始めてみませんか。高額な講習へ申し込む前に実機を飛ばしてみることで、自分自身の適性や操作の感覚を事前に確かめられます。
個人のドローン国家資格取得を支援する主な制度は、厚生労働省が管轄する教育訓練給付制度です。この制度は働く方の主体的な能力開発を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的としています。ドローンの操縦ライセンスを取得する際、国の指定講座を受講して修了することで費用の支援を受けられます。
個人で活用できる給付制度には、特定一般教育訓練と一般教育訓練の2種類が存在します。受講する講座によって対象となる枠組みが異なります。自己負担を軽減するためにも、それぞれの支援内容を正しく理解しておきましょう。
特定一般教育訓練給付制度は、速やかな再就職や早期のキャリア形成に資する教育訓練を対象とした支援制度です。指定されたドローンスクールの国家資格講習を修了した場合、受講費用の最大40%がハローワークから支給されます。支給額の上限は20万円に設定されています。
給付率が非常に高いため、個人で資格取得を目指す方にとって大きな費用負担の軽減につながります。ただし、受講を開始する前に訓練対応キャリアコンサルティングを受ける必要があります。ハローワークでジョブ・カードを作成し、事前手続きを完了させることが必須条件です。
一般教育訓練給付制度は、働く方の雇用の安定と就職の促進を目的とした標準的な支援制度です。厚生労働大臣が指定する対象講座を修了すると、実際に支払った受講費用の20%が支給されます。支給額の上限は10万円です。
特定一般教育訓練に比べると支給率は控えめですが、事前のキャリアコンサルティングが不要な場合が多く、手続きの負担が少ない特徴があります。対象となるスクールや講習プランの選択肢も幅広く用意されています。
個人が活用できる2つの制度の違いを把握しやすいように、以下の表へまとめました。自分が検討している講習がどちらに該当するか確認してみましょう。
| 制度の区分 | 給付率 | 支給上限額 | 事前の受講前手続き |
|---|---|---|---|
| 特定一般教育訓練 | 受講費用の最大40% | 20万円 | 必須(受講開始の概ね1ヶ月前まで) |
| 一般教育訓練 | 受講費用の20% | 10万円 | ハローワークへの事前確認を推奨 |
対象となる金額は、入学金や受講料など指定講座の受講に必要な費用です。検定料などの諸費用は対象外となる場合があります。なお、受講費用や講習の日程などはスクールによって異なります。これらは確認時点の情報であるため、最新情報は国土交通省や各登録講習機関(国から認定を受けた民間のドローンスクール)の公表情報をご確認ください。
給付金を利用できるかどうかは、個人の就労状況や目指す資格の区分によって分かれます。基準を満たしていない状態でスクールを申し込んでも、後から給付金を受け取ることはできません。申し込みに進む前に、3つの判断基準を確認しておきましょう。
ドローンの国家資格には、一等無人航空機操縦士(一等資格)と二等無人航空機操縦士(二等資格)の区分があります。どちらを取得するかによって受講費用や講習時間が大きく変わります。給付金の指定講座も資格区分ごとに設定されています。
二等資格は、人口集中地区の上空や夜間、目視外などの飛行を許可承認申請の一部免除で飛ばすための資格です。多くの産業現場や一般的な点検、空撮などのビジネス用途では二等資格で対応できる範囲が広いです。
一方の一等資格は、有人地帯の上空を目視外で飛行させる第三者上空飛行(レベル4飛行)に対応した最上位資格です。都市部での配送事業など、極めて高度な運用を行う場合に必要とされます。初心者がいきなり一等資格を目指す場合、講習時間も長くなり費用が高額になります。まずは二等資格の取得から検討する方が現実的です。
教育訓練給付制度を利用するには、原則として雇用保険の加入実績が必要です。会社員やパート・アルバイトで雇用保険に加入している方、または離職後1年以内の方が対象となります。初めて給付制度を利用する場合は、雇用保険の被保険者期間が通算1年以上あれば対象になります。過去に利用したことがある場合は、原則として3年以上の加入期間が求められます。
自営業やフリーランスなどの個人事業主は、原則として雇用保険に加入できないため対象外となります。ただし、一部の自治体が独自に実施している産業振興補助金などが使えるケースもあります。公的制度が使えない場合でも、無理に最初から高額な費用を支払う必要はありません。まずは手軽な操縦体験などを利用して、本当に資格が必要か見極めるのが賢明です。
給付金の受給を希望する場合、スクールへ通い始める前にハローワークで手続きを済ませる必要があります。特に特定一般教育訓練を利用する際は、受講開始の概ね1ヶ月前までに手続きを完了させなければなりません。
この期限を過ぎてスクールへ入校してしまうと、給付金の対象外となってしまいます。日程に余裕を持った計画を立てられるかどうかが、給付金を利用する重要な分岐点です。
給付金を受け取るためには、正しい順序で申請を進める必要があります。ハローワークでの相談から実際の入金までのプロセスを解説します。全体のスケジュール感を掴んでおきましょう。
最初のステップは、自分の住所を管轄するハローワークでの事前手続きです。支給要件照会を行い、自分が給付制度の対象者であるかを確認します。
特定一般教育訓練を受ける場合は、ジョブ・カードの作成とキャリアコンサルティングの受講が必要です。専門のキャリアコンサルタントと面談を行い、受講の動機や今後の目標を明確にします。その後、受講資格確認書類をハローワークへ提出します。これらの手続きには数週間を要するため、概ね1ヶ月前までに開始してください。
ハローワークで受講資格の確認を受けたら、対象講座を設置している登録講習機関に申し込みます。登録講習機関とは、航空法(ドローンの飛行ルールを定めた国の法律)に基づき、国家資格の講習を実施できる認定機関のことです。
申し込むスクールが、厚生労働大臣の教育訓練給付指定講座を開講しているか必ず確認してください。指定外のコースを受講しても給付金は支給されません。入校後は、実技講習や学科講習を修了要件に沿って受講し、修了審査に合格して修了証明書を受け取ります。
指定講習を無事に修了したら、支給申請の手続きを行います。スクールから発行された教育訓練修了証明書や領収書を用意してください。その他に必要な書類を揃え、受講修了日の翌日から1ヶ月以内にハローワークへ提出します。
申請書類の審査が完了すると、指定した個人の銀行口座へ給付金が振り込まれます。受講料は一度全額を自己負担し、後からキャッシュバックされる形式である点に注意しましょう。
受講費用の一部が給付されるとはいえ、自己負担額がゼロになるわけではありません。国家資格の取得にはまとまったお金と時間が必要です。迷っている方は、いきなり高額なスクールを契約する前に、まずは手軽な操縦体験に参加してみることをおすすめします。
ドローンの操縦は、コントローラーの繊細なスティック操作が求められます。画面や動画で見ている感覚と、実際に機体を自分の手でコントロールする感覚には大きな違いがあります。
風の影響を受けながらホバリングさせたり、障害物を避けて旋回させたりする動作には空間認識能力が必要です。実機に触れてみることで、自分に向いている操作感かどうかを確かめられます。苦手意識を感じないか体験しておけば、講習開始後の挫折を防げます。
登録講習機関によって、講師の指導実績や練習施設の広さ、屋内練習場の有無などの環境は大きく異なります。操縦体験や無料説明会に参加すれば、スクール内のリアルな雰囲気を直接肌で感じ取れます。
インストラクターの教え方が丁寧か、質問しやすい環境が整っているかは、合格までの学習意欲を左右します。複数のスクールを体験して比較すれば、納得して通える講習先を選べます。
ドローンを飛ばすために、すべてのケースで国家資格が必須というわけではありません。航空法の飛行ルールを遵守すれば、資格を持っていなくても飛ばせる空域や飛行形態は数多く存在します。
操縦体験の現場では、講師に自分のやりたい飛行内容を相談できます。空撮を楽しみたい、農薬散布を行いたい、建設現場で測量したいなど、目的を伝えることで国家資格が必要な範囲かアドバイスをもらえます。資格の要否を客観的に見極めてから受講を決めても決して遅くはありません。
ドローン国家資格の給付金について、個人の受講検討者からよく寄せられる疑問とその回答をまとめました。
教育訓練給付制度は雇用保険を財源としているため、雇用保険に加入していない個人事業主やフリーランスの方は原則として対象外です。ただし、会社員から個人事業主へ転身して1年以内であり、過去の雇用保険加入期間の要件を満たしている場合は対象になる可能性があります。また、地方自治体が地域産業のDX推進のために独自の補助金を用意している場合もあります。該当する制度がないか、お住まいの自治体窓口に相談してみることを推奨します。
教育訓練給付制度は労働者個人に対する支援制度であるため、会社に通知が届くことは原則としてありません。手続きは平日に個人の意思でハローワーク窓口に出向いて進めます。ただし、受講にあたって有給休暇を取得したり、休日に講習へ通ったりする自己管理は必要です。副業規定が気になる方は、資格取得そのものが禁止されていないか事前に会社の就業規則を確認しておくと安心です。
特定一般教育訓練給付制度を利用する場合、受講開始後の遡り申請は一切認められません。必ず受講開始の概ね1ヶ月前までに、ジョブ・カードの交付とハローワークへの計画提出を済ませておく必要があります。すでに受講を開始してしまった場合は、給付金を受け取れず全額自己負担となります。日程に余裕を持たせて準備を進めてください。
対象講座の指定状況はスクールごとに異なります。多くの登録講習機関では、取得希望者が多い二等資格の初学者向け講習や経験者向け講習を特定一般教育訓練として登録しています。一等資格の講習も指定を受けているスクールはありますが、二等資格に比べて対象校が限られる傾向があります。受講を希望するスクールが、目指す資格区分と講習プランで指定を受けているか事前に問い合わせて確認しましょう。